容量:750ml 【キュヴェ名】「Columella/コルメラ」とは古代ローマ時代を代表する農学者の名前で、彼の哲学を大切にしたいという思いから名付けられました。
【2018年VTG】複数の区画と品種のダイナミズムを見事に表現した最良年のひとつと言える出来栄えです。
例年よりシラーが少ないため、それ以外の品種、特にムールヴェードルの特性が顕著に表れています。
【全6品種】シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、サンソー、ティンタ・バロッカ、カリニャン 【産地】スワートランド:パールドバーグ(2区画)、カステルバーグ(4区画)、マルムズバリー、ピケットバーグ 【畑立地】標高が高く冷涼で、南向きの斜面 【土壌】花崗岩、スレート、砂質 【全房使用率】100% 【発酵】全8区画を別々に分け3300Lの開放槽を用いて、3週間24℃にて予備発酵を行った後、温度を自然に上げ自然発酵。
【熟成】フレンチ・オーク樽にて12か月間寝かせた後(新樽比率:10%)、楕円形のフードルに移し替えて更に12か月間 これまでで最も果実味が豊かですが過剰ではなく、大きなストラクチャーを持っています。
それはまるで力強く揚力をもった飛行機のように、悠々としたスケール感と伸びやかさを感じさせます。
今でも充分満足感は得られますが、寝かせるとさらに素晴らしい面を見せてくれるでしょう。
【アルコール度数】13.5% ◆無清澄・無濾過 ※輸入元さん資料より【詳細・歴史】 正に名実ともに今日の南アフリカワインを牽引するイーベン・サディ氏のワイナリーです。
2017年3月、MWのワインメーカーが選ぶ「ワインメーカーズ・ワインメーカー・アワード」に選ばれたました。
彼は10代の頃から15年間ヨーロッパのワイナリーで修業し、 南アフリカに戻った後は 「スパイス・ルート・ワインズ」で醸造責任者を勤めました。
その後1998年にスワートランドに自身のワイナリーを設立し、 翌年の1999年に古樹による低収量ブドウから造る混醸の白ワイン「パラディウス」と赤ワイン「コルメラ」を発表すると、 瞬く間に注目を浴びました。
それ以来、南アフリカにおいて最も革新的でインスピレーションに溢れるワインメーカーとして最高の評価を得ています。
彼の畑は全て灌漑なしで、古樹からのみ造られるワインはずば抜けた出来栄えを誇り、 他の生産者からのリスペクトを厚く受ける造り手です。
完璧を求める職人気質で、機械化とは無縁の環境下で全ての作業を重力 利用するなどした手作業で行い、 スワートランドのテロワールをワインに表現すべく、大いなる情熱を傾けてワイン造りを行っています。
畑・栽培・キュヴェ 畑は全て灌漑なしで管理されています。
「パラディウス」と「コルメラ」:古木を用いて、南アフリカの大自然を体感できるような圧倒的なスケール感が表現されています。
その他のキュヴェ:樹齢100年以上にもなる古木を用いて、 そのブドウ樹の歴史と複雑な土壌の特性を紐解くかのような、 「格式がありながらも滋味溢れる味わい」をコンセプトに、 「パラディウス」と「コルメラ」とはまた別のアプローチで造られています。
生粋のサーファーなので海に入る時間も大事にしたいそうで、 生産量がこれ以上増えることは今のところ無いとのことです。
これからも予約で完売の状態は続きそうです。
※山本昭彦氏の「ワイン・レポート」より抜粋させて頂いております。
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