ピノタージュ100%。
ピノタージュはピノ・ノワールとサンソーとの交配によって生まれた南ア独特のブドウ品種。
深く濃いルビー色、果実の香り豊かで、樽熟成によって複雑な風味が生まれ、コクのある味わいとなっています。
1918年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって協同組合であるKWVが設立されました。
KWVはアフリカ語で「南アフリカブドウ栽培協同組合」を意味する“Ko-operatieve Wijnbouwers Vereniging Van Zuid-Afrika Beperkt”の頭文字の一部を取ったもの。
それ以前は小規模農業として、産業としての認識もなかったワインづくりは、KWVの設立により、国をあげて産業として、ワインの品質向上や輸出増進へと取り組むようになったのです。
そして、1925年には南アフリカ独自の品種ピノタージュを誕生させ、1957年には冷却濾過を採用するなど、数々の実績を残してきました。
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